- ダイソーの6mm厚のMDFで製作した.300mmx400mm 100円のものを300mmx350mmにカット
- 使い方次第だが,安全に切断できるのはもちろん,結構な精度で切断できる
- ただしサイズがクロスカットスレッドの奥行きサイズに制限される
- またMDFの厚みの6mmだけカットできるワークの厚みが減少する.そこでアルミ板で大きなサイズのクロスカットスレッドを製作した
- しかし,こちらも小物を切断する時はお手軽なので,使用頻度は高い
- ある程度の妥協を許すなら,製作は難しくない
- 手持ちの材料を使ったので,フェンスには集成材を使用した.強度的に不安なので3mm厚のアルミフラットバーで補強した.いい感じである.
- めちゃくちゃ注意してスライド用の角材をMDF板に接着したが,がたつきが出てしまった
- nanoテーブルソーの天板をおいて,角材を挟み込んで接着したのだが,きつく挟むと動きが渋くなるので若干のクリアランスを付与したのだが,つけすぎてしまった.いくつも試してみればいいのだがまあ良しとした
- その補償のためにマスキングテープを使用した.しかし摩擦抵抗が大きく満足はできていない.贅沢にもニトフロンテープを使ってみたが,だめだった.薄くてかたいテープ状のものがあればいいと思うのだが
- そもそもクロスカットスレッドは標準的なテーブルソーで使用されているツールであるようだ.本製品を購入してからネット情報から初めて知ったが,テーブルソー使いには必須アイテムらしい
- クロスカットスレッドを使う絶対条件は,nanoテーブルソーがしっかりと固定されていることである
- さらに,nanoテーブルソーのアルミテーブルは小さいので,クロスカットスレッドはワークのサイズによってははみ出して不安定となる.手前側と向こう側にnanoテーブルソーアルミテーブルと同じ高さの台が必要である
- 角材などはまずはみ出すことはないので,その必要はなく,とてもお手軽となる
- お安いワークベンチに,お安いコンパネテーブルを挟んで固定し,貫通穴を開けて6mmボルトで固定してある
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この手の簡易ワークベンチは,木工ではちょっと物足りないのだが,nano工作機械用のワークテーブルとしては大変有用である - また,ウレタン塗装の施された12mm厚コンパネもお安くて使い勝手が良い.積層されているため切断が容易にできる.表面は固くきれいだが,決して平面を期待してはいけない.当たりを引けば結構平面だと思う
- 私の場合は裏面から水を含ませて,おもりを載せてクランプで固定して矯正した.まあまあ効果はあった
- 注意点は,微量ではあるがホルムアルデヒドを含む点である.等級によっては室内使用が可能かもしれない.ただし使用する面積によるらしい.使う場合は,十分調べてから使いましょう
- 私の場合は,週に1回程度入る工房に置いておく2平方メートル程度の面積なので,十分情報収集の上で私の使い方においては許容範囲と判断して自己責任で使用している
- 大きなMDF板にnanoテーブルソーをはめ込んで使えるようなテーブルを製作もした.nanoテーブルソーとテーブルを面一にするため7mm厚の桐板をスペーサーとして両面テープで貼り付けてある
- このテーブル専用のクロスカットスレッドも製作した.大物も安定して切断できる
- これはブラックアンドデッカーのワークベンチに挟んで使用する.この方法を使ってほかにもいろいろなテーブルを製作した.便利である
- ボール盤,ジグソーテーブル,トリマーテーブルなど.後日,記事にする予定です
- さらに大きなものを切断するには,ワークを沿わせるガイドとしてGREATTOOL カッティングガイドを使用するが手前と向こうにワークを支える台が必要となる.慎重に行えば結構簡単にカットできた
- マキタ 充電式マルノコ10.8Vを所有しているのだが,nanoテーブルソーの方がきれいにカットできる
- 刃径85mm/切込25.5mmなので,ほぼ切断可能な板厚は同じである.パワーも同じ程度かな?
- ネットには先達の製作例が沢山ある(ミニテーブルソーを含めて)ので大いに参考とさせて頂いた