- 写真や説明が多くなるため,別記事にする
- 完成状態をばらして改造内容を説明
- 何回も剛性を上げるため改造を行ったが,現在のところの最終形を紹介する
- 最初の画像は現在の最終形の1つ前のバージョン
- ギアボックスアセンブリとマシンベッドを固定する側板が金属補強プレートZ08001である
- 4.2mm厚のアルミ板であるが,ダイキャストではないだろうか.nanoテーブルソーで容易に切断可能であった
- それなりに強固に固定できたが,ギアボックスアセンブリの上部まで固定したかったので鉄板を使用することにした
- 鉄板は横山テクノさんで購入
- 鉄 黒皮鉄板 薄板(1.6〜10.0mm厚) 切り売り 小口販売加工という商品
- 厚み:3.2mm 横:50mm 縦:150mm 単価:280円 を6枚購入
- これに穴あけ加工して10mmキャップボルト+スプリングワッシャ+ワッシャで固定する
- ギアボックスアセンブリを強固に固定するため、筐体側面上部まで両側の鉄板を延長するため.そのために筐体側面にM4のタップを切る必要がある
- そのため、モーターをはずすことになる.M3のナベビスで固定されているのだが,どうもクオリティが怪しい.そこでM3キャップボルトにスプリングワッシャをかまして固定した.振動で緩む可能性大である
- なお,モーターは可能な限りパワーのあるものにしたかったので,570を選定した.775等も大きく改造すれば使用可能と思ったが,この状態で試適してみたが,筐体の強度に不安があったので570とした
- チャックを換装するとタイミングベルトとタイミングプーリーの強度もアップする必要ありと思い6㎜幅から10㎜幅へ変更する
- それには,モーターのプーリーをはずす必要があるのだがプーラーを使う隙間もないのでリューターで削りとった.見事に失敗.モーターの軸に傷という凹みができてしまった
- 換装予定のプーリーはイモネジ固定なので平らに削り,Dカットもどきとした
- 570モーターに換装すると3mmぐらい後ろにはみ出す.すると後部プレートを取り付けることができなくなるので,3Dプリンターでアダプターを作った
- ノイズキラーとして0.1uFのセラミックコンデンサーを両極に半田づけした.内部に装着されているという話もあるが確認できないのでつけておく
- 550より大きなモーターは電流も大きいので,電源プラグは電線の太いものを選択する必要がある.18AWGの電源プラグを気にいってリピート買いしている
- 後部プレートのアダプターFusion360でモデリング
- 3Dプリンタ印刷用データです
- ファイル形式は3MF形式.ZIP形式で圧縮してあります
- 再配布禁止です.ご使用は自己責任で ^^;
- 金属製中央ブロックで主軸高を25㎜上げるのだがデフォルトの方法では評判のかんばしくないパーツを使うのみであるので,側面の鉄板にネジ固定した
- このブロックの上下にあるスロットで,上下それぞれのパーツをブロックに密着するように締め込む.簡単にしっかりと締結されるが,左右にわずかだがずれる
- このずれが心配されるようだが,両側の鉄板ではさんで締め込むと,そのずれを補正するように締結力が加わるので,その結果ギアボックスアセンブリは正しく強固に固定される
- 鉄板にあける穴径は,理想的にはできるだけ小さいほうがいいのだが,なかなか正しい位置に穴あけするのは難しかったので,φ4.5mmのバカ穴となっている.ドリル刃の手持ちがφ4.5mmであったので
- 実際,ギアボックスアセンブリを動かそうと相当な力で動かしみると微動だにしない
- 締め付け前に,上下関係に注意.中央ブロックの上下に隙間なく各パーツが接触していることを確認する必要あり.隙間が空いてしまった場合は,バカ穴のサイズ大きくすることで対処できる
- 金属製中央ブロックには側面中央に穴があけられている.目的は不明
- 寸切りボルトを切断して貫通させて,フランジナットで締め付ける.クロスナットレンチがあると便利である
- プラスビスと比較して6角ビス/キャップボルトのメリットは,強く締めてものを頭がナメないことである
- ギアボックスアセンブリをガラステーブルの上だが平坦度をチェックしたとことろ少しカタカタした
- ダイヤモンド砥石で擦ってみるとまあまあ改善した
- 締め付けは,六角レンチドライバーが有用である
- 私のモットーは70%なのでよしとする